構内全体を360度見渡せるような場所での作業は、我々の日常業務ではなかなかありません。
場所は5コークスCDQと呼ばれる発電設備で、その最上階からは、まるでドローンで撮影したかのような、夜明け前の構内の様子を見ることができました。
製鉄所のシンボルである高炉だけではなく、日中であれば船から荷揚げする様子なども見えるかもしれません。圧延地区で材料が延ばされる現場と同様に、ここから見る景色にも魅了されてしまいます。
この圧倒的なスケールは、やはり他の製造業とは一線を画しており、眺めれば、ついついメンテナンスの仕事から脱線してしまいそうになります。