毎年、倉敷地区の熱延工場大修理は要請があります。
仕上圧延機の間に設置されるサイドガイドは、通板材のセンタリングをとり次の仕上圧延機へと正しく導く手助けをする設備で、通板トラブルや蛇行を抑制しています。
粗工程を経て、仕上工程で更に薄く圧延される鋼片は、次第に速度を増していき、最終的な出側での時速は８０～９５ｋｍに達するそうです。
また、材料に応じて開閉する仕組みを備えているため、それなりのパーツで構成されることと、操業中の機械内部に働く異常な力によって、ボルトの取扱いひとつが品質に大きく影響する場合があります。
