採用情報・協力会社募集

代表からのご挨拶

求める人物像

感動
失敗を糧にして成長できる芯の強さを持ち合わせている人
協働
プラス思考で、意識的に相手の長所を見つけ伝えられる人
共有
心の物差しを相手に合わせ、協力して得られる成果によって信頼関係を築ける人

新卒採用(令和4年7月現在)

対象者 令和5年3月度、高校卒業見込みの方
募集職種 プラント機械設備保全
勤務地 〒721-0931 広島県福山市鋼管町1番地
JFEスチール㈱西日本製鉄所構内
勤務時間 通常勤務 午前8:00~午後17:00(内休憩90分)
休日休暇 日曜日・その他(年間休日87日)、社内カレンダーによる
年末年始・GW・盆休暇あり
待遇 弊社規定により優遇
昇給年1回、賞与年2回
応募方法 高校の進路指導部まで申し出て下さい
職場見学の応募:可 毎週土曜日の予定で、個別にて随時対応

中途採用

社会人としての経験が1年以上あり、スキルアップや可能性を広げたい第二新卒の方
職務経験において、基礎的能力(規律・協調・積極性)を習得されている社会人の方
JFEスチール構内での業務経験が1年以上、もしくは製缶に優れた技能をお持ちの方

協力会社

仕上・製缶・据付工事において優れた技術力及び施工力を持たれていること
地域に密着した企業として、安全と品質の追求ができること
自主管理能力を有し、高い専門性で確立された施工体制を保持できること

社員の声

藤原 智幸

亀井工業株式会社社員

2006年4月入社

 「何とかお願いできないか」と技能・工期、共に難しい修理を頂くことがよくあります。現場でのメンテナンスは想定外のことも発生しやすく徹夜作業になることだってあります。

しかし、どんな状況であっても、最後まで迅速かつ的確な仕事をしなければなりません。スタッフ全員と一致団結のもと、ひとつひとつの課題を乗り越え達成感を共有し合えることや、困難の大小に関係なく、たとえそれが小さな一歩であったとしても、続けていくことによる積み重ねが今の信頼や好循環に繋がっていると自負しています。

また、これまでの経験で得た安全の感性や専門的なことを若い世代へと伝えてゆくことも、私にとって大きな責務だと感じています。若い頃を思い返せば、巨大なマシーンを前に不安と重圧で押し潰されそうになったこともあります。そんな気持ちと戦いながら、日々学び、日々考え、日々実践していくという習慣を身につけることができました。

この基本スタンスを貫き、これから先も技能レベルの幅を広げるため様々な事に挑戦し、私でなければならない仕事や私にしか出来ない仕事を意欲的に増やしてゆくこと、これが私の遣り甲斐であり、誇りでもあります。

第1期生
岡森 亮

亀井工業株式会社社員

2014年度入社
福山工業高校卒

 機械の分解や組み立てが好きで、5年前に工業高校を卒業後、迷わず入社しました。

事前の工場見学で、先輩たちが巨大な機械の修理から細かい部品の検査まで、丁寧に、かつ手際良く行うのを見て、興奮したことを今でも覚えていますし、その時に声を掛けてくれたことで先輩たちの人柄についてもよく伝わりました。

ここは、工場の数が多く、機械も何十種何百機とあります。それを定期的に点検し、異常があれば部品を交換するなどして修理しています。

鉄の生産ラインが正常に稼働するよう支えるのが私たちの仕事です。鉄を熱で溶かす機械の分解や、直径200mm~300mmもあるボルトの開閉など、専門的知識が必要とされる大小様々な作業があります。

機械は、わずかなズレが生じても動かなくなるので、気は抜けませんが、だからこそ感じられるやりがいがありますし、目標に向けて努力すればするほど、成長できるのも嬉しいです。

第2期生
白岩 克俊

亀井工業株式会社社員

2015年度入社
福山工業高校卒

 入社から約3年が経過しましたが、メンテナンスに関してはまだまだ手探りの状態が続いています。しかし、日を重ねるごとに知らなかったことへの理解が深まるといった連続で、知見を広げると共に、確たる手応えを早期に吸収するため、日々真剣に取り組んでいます。

日常の業務の中で、新しい発見や分からなかったことが分かるようになるということも、ひとつの遣り甲斐に繋がるのかもしれませんが、私にとっては、仕事を少しずつ任されていく責任が、私の成長と大きな遣り甲斐へと繋がっているように思えます。そして、社内の雰囲気は穏やかで相談がしやすいところも人の定着に繋がっているのかと感じます。

穏やかと言っても、のんびりしている訳ではなく、日々の業務は忙しさで大変です。大型の修理では残業が続き、関東地区などへの出張もあります。しかし、どれだけ大変な業務であろうと、多くの専門知識を学べることや、人と人との信頼関係を築けたときの絆は何物にも代えがたいものです。モノづくりの現場は人づくりとも言われます。

だから今の私に大切な事とは、どんなことでも受け入れチャレンジしてみる心だと思っています。ただ、専門性の高い仕事であるがゆえに自分の力不足を痛感することもあります。そんな逆境の時でも前へと立ち向かえるのは、職場の厳しくも温かい力添えがあるからこそです。

第3期生
兼田 慎

亀井工業株式会社社員

2016年度入社
東高校卒

 「楽しむ」ことを忘れてしまったら変化のない日常になってしまうと思いませんか?

これが、学生生活のあらゆる経験から得たひとつの答えです。

文武両道と呼べるものではありませんが、部活においては、チームとして戦っていく過程で、豊かな道徳心を積み上げていくことができました。また、接客のバイトを通じた、幾多の失敗も有益な経験です。

大切なことは、苦しい時でも現実と向き合い、自らの非はしっかりと認めること。

この素直さを負けだと感じる人がいるかもしれませんが、失敗したことで、自らを見つめ直し変えていく習慣を身につけることができました。考え方を広げることによって、物事や環境がプラス方向へと変化し悪循環を断ち切ることができました。

この仕事についても、責任ある仕事を任せてもらえるよう地道な努力と工夫で、自分なりの楽しみ方を見出せるようになれればと考えています。

第6期生
橘髙 諒太

亀井工業株式会社社員 橘髙 諒太

2019年度入社
府中東高校卒

 「ゆっくりでいいよ」その言葉が心の支えです。

ものづくりという分野で貢献できることと、活躍できるフィールドが大きいことに面白さを感じた反面、社会に出るという不安が大きかったのも事実です。

新しい生活に対する心の負担が和らぎつつあるのは、職場の環境だと思います。

しかし、仕事に対しては、まだまだ経験を積む必要性がありますし、不安や心配な気持ちを早期に自信に変えていくためにも、ベストを尽くし取り組んでいます。

大きな設備を安全に動かすためには、機械の仕組みを深く理解しなければなりません。保全という業務の中で得るものは多く、また、真剣に取り組むことで、1年後の結果が大きく変わってくるとも認識しています。

これからも自分らしさを失わず一心に頑張っていきたいと考えています。

採用後の充実したスキルアップ研修

 私たちにとっても日本の社会にとっても未来に向けて大切なことは、若い人材が業務の中で確かな手応えを感じ成長することです。新しく社会人となる若者は、仕事への意欲や能力を高めてゆくことが、自分の存在意義を確かなものにするということを知ることになるはずです。

 また、現実社会の厳しさを肌で感じる度に、一歩ずつ成長できる社員であってほしい。そして、自分が働くことの意義や目的をはっきりさせることで、一人の社会人、人としても自信を持つことができるようになるのです。

 そうした実力や自信を養うために、私たちが用意できる教育制度では、特別教育10種と技能講習10種に分け、入社から約5年掛けて、下記資格を年間計画に沿って順次取得していきます。

特別教育 技能講習
アーク溶接 玉掛け作業主任者
低圧の充電回路の敷設等 ガス溶接作業主任者
有機溶剤従事者 小型移動式クレーン運転
酸素欠乏危険作業 床上操作式クレーン運転
研削砥石の取替え等 有機溶剤作業主任者
粉じん 酸素欠乏危険作業主任者
巻き上げ機の運転 特定化学物質等作業主任者
クレーンの運転(5t未満) 足場の組立て等作業主任者
高所作業車の運転(10m未満) 高所作業車運転
フォークリフトの運転(1t未満) フォークリフト運転

 業務に直接関わるテーマとして、特別教育と技能講習の教育・訓練にて、基礎的な知識・技能を習得し、3年目以降は、基礎から応用に至るまでの専門的な知識と、安全衛生に関わるテーマを主体に、個々の適応力に合わせて取得可能です。

専門性の高い技能教育
油圧・回転機器、配管、機械据付、炭酸ガス半自動溶接、Tig溶接 等
安全衛生教育
安全衛生教育、職長・安全衛生責任者、作業指揮者認定、TCM防火責任者、足場組立認定、火気見張り専任者、振動工具取扱い、職長能力向上 等

 入社5年目以降については、中型自動車運転免許証、クレーン・デリック運転士、非破壊試験技術者・機械系保全技能士等々の免許取得も全面支援します。

 目指しているのは、どこでも通用する実力と自信を養うこと。そして、我々が半世紀もかけて学んできた貴重な体験と知識を、後継者たちに引き継ぐことが広く社会のためであり、私たちの使命でもあるのです。

私たちの価値観

 総中流と言われた時代は終わり、物事の多様化や長期に渡る日本経済の低迷で、働き方に対する価値観が大きく変化してきたように思います。何が正解なのか分かりづらくなった現在において、自分探しは非常に難しいのではないでしょうか。

 私たちは、世界最高水準の大手素材メーカーの内部で、機械メンテナンスのスペシャリストとして操業を支えています。大規模なメーカー工場であるが故に、私たちが拠点とする敷地内には、様々な企業がそれぞれの専門分野のプロフェッショナルとして貢献されています。

 共通することは、どの企業も次の世代を担う若者に対して、人材育成について真摯に取り組まれていることです。これは良き時代を再生するための第一歩だと捉えています。

 しかしながら、人材の不足が企業活動に大きな影響を与えていることも事実です。これは、我々の業界だけではなく、すべての産業に言えることなのかもしれません。今後さらに深刻化していく、少子高齢化や工業系技術者の減少により、この地域においても、慢性的な人手不足となり、事態は深刻さを増すばかりです。モノづくりを目指したい若者が減少傾向にもある世の中で、若者の興味・関心をどう導いてゆくのかが、業界全体で最大の課題となります。

 私たちの会社は、規模こそ小さいですが、変化の激しい時代であっても安定した受注基盤があります。少子・高齢化という課題については、通年採用に加え一括採用も取り入れ、年々増加していく若手によって組織風土が大きく変化しつつあります。組織の活性化と、専門能力の高い人材育成を図ることこそが、企業としての永遠のテーマだと考えています。ただし、職人の世界観を変えることは簡単ではありません。

 極めようとするものに定年はないと言われるように、短期間で成果が伴う仕事ではないことも事実です。
多様化する社会で、選択肢が増え、自由度の高い世の中へと変化してきましたが、たとえ、どんな職業を選択したとしても、誠実かつ真面目に努力を積み上げることの大切さや、人と接することの基本については、いつの時代も変わらない普遍的なことであり、個の情熱や可能性が、やがては組織的な信頼となり、変化にも強い体質を拡大していくのです。

 最後に、私たちがこの仕事をする上での職業観についてお伝えします。

 私たちの職場は、必ずしも良い条件が揃っているとは言えない環境下での業務です。機械設備の内部は、時に「典型的な3K」のような状態であることも多く、若手社員は皆、汗と潤滑油で作業服を汚しながら仕事をしています。厳しく過酷な環境下であればあるほど、技能、知識、対応力、体力、精神力など、より多くの要素を鍛えることが可能ですが、「社会貢献」という言葉だけでは、モチベーションを維持させることが難しいとさえ感じることがあります。

 それでも、その大変さ以上の価値や誇りを見つけられた人だけが活躍できる仕事です。技術系を志し、職人としてのスキルを磨いてゆくためには、長い年月が必要とされますが、簡単に手に入るモノに価値はない時代なのかもしれません。

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