事業実績

JFEスチール 西日本製鉄所 福山地区(広島県福山市)
倉敷地区(岡山県倉敷市)
東日本製鉄所 千葉地区(千葉県千葉市)
京浜地区(神奈川県川崎市)
JFE鋼板 玉島製造所(岡山県倉敷市)
日本製鉄
(旧新日鐵住金)
君津製鉄所(千葉県君津市)
名古屋製鉄所(愛知県東海市)
和歌山製鉄所 堺地区(大阪府堺市)
広畑製鉄所(兵庫県姫路市)
大分製鉄所(大分県大分市)
愛知製鋼 知多工場(愛知県東海市)
神戸製鋼所 加古川製鉄所(兵庫県加古川市)
日新製鋼 呉製鉄所(広島県呉市)
東予製造所(愛媛県西条市)
東京製鐵 岡山工場(岡山県倉敷市)
東洋紡 岩国工場(山口県岩国市)
横浜ゴム 尾道工場(広島県尾道市)
日東電工 尾道事業所(広島県尾道市)

代表施行事例

鋼管製造ライン メカニカル拡管機メインシリンダー・オーバーホール
 厚板鋼板をO字形へと成形・溶接を経た後、この設備にて鋼管の内外径を矯正し、真円・真直に近い所定の寸法へと仕上げます。
 大径溶接鋼管を矯正させるには、極めて強い圧力エネルギーが必要であり、そのエネルギーはメインシリンダーと呼ばれる油圧機器によって変換されます。重量的に約20tもあるメインシリンダーは、整備場にて分解し、亀裂・寸法検査、及びガスケット等の交換後に組立を行い、耐圧・リーク試験まで実施し現場設備へ復旧します。
熱間圧延ライン 粗ミル圧延機・幅圧延ロール更新
 加熱された半製材が圧延機によって幅圧下と厚み圧下にて引き延ばされます。この幅圧下をしているのが、幅圧延ロールです。幅圧延ロールは、ロールに加わる熱疲労や摩耗量によって更新が実施されます。通常は1スタンド2本ペアでの更新です。
 専用のC型吊具を工場から借用し圧延スタンドからロールの取り出しを行い、その総重量は大きいものになれば約30tにもなります。
熱間圧延モータールーム 粗ミル主減速機2段軸ウェアリング更新
 粗ミルスタンドのワークロールを駆動させるために、非常に大きな役割を果たしているのがこの減速機です。歯車の組み合わせによって回転速度は落ちますが、減速する代わりに大きな力を得られます。
 この減速機は3段軸による組み合わせで、一段軸が約15t、2段軸が約40t、3段軸は65tにもなる大きな設備です。歯当たりの微調整に伴い、2段軸をケーシングから取り出し、整備場でウェアリングの更新を実施します。
施工でのポイントは、分解前と復旧後のデータ取りが重要です。